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12/7 「みっかび牛」が県共進会で全3部門トップに

写真=(受賞した「みっかび牛」生産者 河合将暢さん(左)井口洋介さん(右))

2019年12月7日に、浜松食肉市場で行われた、第93回静岡県畜産共進会肉牛の部で、全3部門のトップを「みっかび牛」が独占しました。一つのブランドが部門トップを独占するのは、同共進会でも初事例となる快挙です。この共進会は県内から選抜された肉牛が集まり肉質などを競うもので、今回は109頭が出品されています。

最高位の農林水産大臣賞と県知事賞のW受賞

 「みっかび牛」を生産する河合畜産(株)は第2部と第3部の2部門を制し、「農林水産大臣賞」と「県知事賞」も受賞。農林水産大臣賞を受賞したのは、第3部に出品した黒毛和牛種で名前は「純」。生後31か月で624.1㎏。等級は最高ランクのA5。無駄の脂の無い高品質な肉質、優良な体形などが評価されました。第1部(交雑種)の部門では同じくみっかび牛を生産する井口定昭さんが最優秀賞を受賞しています。

 「純」を子牛から育てたのは河合畜産(株)の代表取締役専務、河合将暢さん(36)。「幅のあるしっかりした牛だった。よく牛を観察し、丁寧育てたつもりです」と受賞を喜びます。

三ヶ日みかんに続くブランドへ

「みっかび牛」は、浜松北区のブランド牛で、餌に特産の「三ヶ日みかん」などを混ぜるのが特徴。フンは堆肥化して三ヶ日みかんの土づくりに活用される、地域循環型農業を目指すのも特徴。有志生産者4人が「JAみっかび牛志会」を作り、消費宣伝なども行っている。今年は、地域団体商標を取得し、しずおか食セレクションにも認定され徐々にブランドの歩みを進めています。三ヶ日みかんに並ぶブランドとして注目されています。

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