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JAみっかびの主な畜産物
三ヶ日町は畜産業も盛んです。牛、豚、ブロイラーなどを育てています。
餌に三ヶ日みかんの残渣を混ぜたり、堆肥を三ヶ日みかんの畑に戻すなど、循環型の農業にも取り組んでいます。
「みっかび牛」&「特選和牛静岡育ち」
みっかびでは、町内の6戸の肥育牛農家によって約1500頭が肥育されています。
養豚、ブロイラー
子豚生産農家は2戸、肉豚生産農家は3戸、種豚生産農家が1戸です。ブロイラー農家は2戸です。
生産の流れ
みっかび牛 よい環境と飼料で肥育され確かな流通
肥育牛農家は、行き届いた生産指導マニュアルにより、素牛にストレスがかからないよう配慮しながら、環境のよい牛舎で肥育し、健康な牛に育てます。F1(交雑種)は生後約25ヶ月間で約800㌔まで、黒毛和牛は生後 27~30ヶ月間で約750㌔まで肥育します。そして系統のJA静岡経済連(小笠食肉センター、浜松食肉市場)に出荷し、枝肉にします。JA静岡経済連は枝肉を精肉に整形し、加工メーカー、問屋、仲買人などの流通業者を通じて静岡県内を中心に小売店に並びます。
JAみっかびで生産されている肥育牛の種類
F1(交雑種)
ホルスタイン牝に和牛を交配した交雑種(F1)。特に肉質が和牛により近くなり、肉質を改善し肥育するF1肥育が最近盛んになっています。JAみっかび牛の約3割を占めています。
黒毛和牛
日本の肉用牛の代表格が昭和19年に命名された『黒毛和牛』です。明治末に体格が小さく成長が遅い在来種に多くの外国種と交配させ、改良されてできた品種です。特徴としては、黒の単一色を有しており褐色を帯びた毛先です。肉質が優れており、筋繊維は細かく極上の『霜降り肉』を作り出します。JAみっかびで生産されている肥育牛の約7割を占め、「JAみっかび牛」「特選和牛静岡そだち」として販売されています。
牛肉のトレーサビリティ(生産履歴)と牛の個体識別について
平成13年9月に国内で初めてBSE(牛海綿状脳症)が発生したことを契機に、消費者の牛肉の安全性に対する信頼確保やBSEのまん延を防止するための措置として、すべての国産牛に「個体識別番号」を装着することを義務づけ、消費者に伝える法律「牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法」が平成15年6月に公布されました。生まれた牛の耳には10桁の識別番号が付けられます。その番号は店頭に並ぶまで付いてきます。インターネットで独立行政法人家畜改良センターのホームページにアクセスして、識別番号を入力すると、牛の個体情報を閲覧できます。
牛の個体識別情報検索サービス http://www.id.nlbc.go.jp/top.html