おしらせ
「暗証番号を教えないで」有線放送で詐欺防止の劇
三ヶ日町農協の有線放送で、近年多発する「特殊詐欺」を防止する寸劇が放送されます。
劇を演じるのは細江署の職員と、地域安全推進員三ヶ日女性部5人。同女性部は平成9年に発足。シニアクラブの会合や幼稚園に出向き、寸劇や歌などを通し被害防止を呼びかけています。
後を絶たない「特殊詐欺」の被害
細江署によると「振り込め詐欺」を含む「特殊詐欺」の被害は後を絶たず、平成30年中の静岡県内の被害件数は約423件、被害総額は昨年を上回る約9億7千万円に上ります。細江署管内でも4件、約1100万円の被害が発生しています。
多発する「キャッシュカード受け取り型」の手口を紹介
寸劇で紹介したのは「キャッシュカード受け取り型」の手口。
被害者は夫と二人暮らしの75歳の主婦。被害者は電話で警察官や銀行協会職員を詐称する犯人に騙され、暗証番号と口座番号を伝えてしまいます。
その後、来訪した犯人にキャッシュカードを預けしまい、口座から100万円が引き出されてしまいました。
他人に暗証番号は教えない。家族で話し合いを
劇に出演した署員や部員は「他人にキャッシュカードを渡したり、暗証番号を教えないで」と呼びかけています。
有線放送予定日
9/2(月)朝 6:45
9/5(木)夜 19:30
9/10(火)昼 12:30
9/17(火)夜 21:00