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2/25 「濃蜜青島」太陽の恵みでぎゅっと濃縮

紫色の箱が目印の濃蜜青島

三ヶ日町農協は、青島の高級銘柄品「濃蜜青島」を限定出荷しました。4日間で28軒から約142㌧を集め、光センサー選果場で選別。基準を満たした果実を「濃蜜青島」として市場へ出荷しました。レギュラー品の三ヶ日みかんと同様「機能性表示食品」として出荷されます。

 

濃厚な青島ミカン

「濃蜜青島」は太陽光を反射するシートを被覆し、収穫期を遅らせて樹上で完熟、果皮も果肉も濃厚に仕上げた青島ミカンです。出荷には事前の糖度分析に合格する必要があります。味も濃厚で、こだわりのミカンとして人気です。

 

 生産者の一人、津ヶ谷豊さんは12月下旬に収穫し、2月26日に出荷を始めました。周りの園地でミカンの収穫が切りあがると、鳥害に苦労したといいます。2月下旬の出荷直前には暖かい小春日和となり、注意しながら家庭選果をしました。「収穫終盤に糖度は確保できた。この果実を保つために貯蔵中の管理に気を使った」と振り返ります。「来年は水はけを改善して、より締まった果実に仕上げたい」と今後を話していました。

(写真=濃蜜青島に出荷する果実を選別する津ヶ谷さん)

 

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