みかん
2026年産三ヶ日みかんは表年傾向 収量は2万7,200トンを予測
JAみっかびは5月11日、浜松市浜名区三ヶ日町内で、特産「三ヶ日みかん」の着花状況を調査しました。
2026年産の収量は、早生みかん8,500トン、青島みかん1万8,500トン、その他200トンの合計2万7,200トンと予測しました。着花は例年より4日ほど早く、着花量も多いことから、全体として数量の多い「表年」傾向の作柄となっています。
調査には、生産者やJA役職員、関係機関など約50人が参加しました。5班に分かれて町内100カ所の園地を巡回し、樹勢や花の状態、新梢の発生状況などを確認しました。調査後には検討会を開き、今後の生産対策について協議しました。
2026年産だけでなく2027年産のミカンの収量も確保を
今年の課題は、樹勢の低下や、2027年産の収量につながる新梢の発生が少ないことです。また、近年の夏の暑さによる樹への負担も懸念されています。
JAでは、樹の負担を軽減し、2027年産の安定した収量確保につなげるため、7月10日までを目安に、重点的な摘果を呼びかけます。
今後は、園地での座談会を通じて対策を周知するほか、組合員向け情報配信ツール「JAポータル」などでも情報を発信します。また、隔年結果の傾向が大きい生産者には、個別に適切な着果管理を呼びかけていきます。
調査に参加した同JAの森田泰行専務は、「今年は表年で収量を確保できる見込み。ただ目指すのは、毎年安定して生産できる連年結果。夏の暑さなど、樹にとって厳しい環境が続く中で、適切な着果管理を徹底し、来年以降の安定生産につなる」と話しました。
(写真=三ヶ日みかんの花。来年の収量のためには、芽も必要となる)