みかん
12/16 三ヶ日みかんの主力品種「青島」スタート
浜松市浜名区のJAみっかびでは、12月16日、特産品である「三ヶ日みかん」の主力品種「青島(あおしま)」の初集荷を行いました。
初日は119軒の農家の皆さんが、丹精込めて育てた271トンのミカンを選果場へ持ち込みました。集荷されたミカンは、光センサーやAIによって厳格にチェックされ、等階級ごとに選別されます。
(写真=JAみっかびの選果場)
厳しい基準をクリアしたミカンは、「ミカちゃんマーク」のブランドで、静岡県内をはじめ、中京・京浜地区へと順次出荷されます。また、早生(わせ)ミカンに続き、健康維持に役立つ「β-クリプトキサンチン」と「GABA」の2つの機能性を表示してお届けいたします。
今年の出来栄えは「甘くて濃厚」
JA直売所では12月17日から販売を開始しております。 今年は収穫量が少なくなる「裏年」にあたりますが、台風などの大きな災害もなく、外観・サイズともに良好です。糖度は高めで、酸味とのバランスが良い「食味の優れたミカン」に仕上がっています。
出荷は、貯蔵によってじっくりと熟成を進めながら、来年3月下旬まで続く予定です。
(写真=完全に着色した青島みかん)
収穫は12月上旬に最盛
三ヶ日の園地では、12月上旬に現在収穫作業がピークを迎えました。 91歳になる生産者の森田勝男さんは、「夏場の暑さで水分管理には苦労しましたが、秋口からは理想的な秋晴れが続き、甘くてしっかりとした果実になりました」と笑顔で話しました。
(写真=青島みかんの収穫)