みかん
2/24~ 期間限定の三ヶ日みかん「濃蜜青島」集荷
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浜松市浜名区のJAみっかびで三ヶ日みかんのこだわり品種「濃蜜青島」が2月24日から4日間限定で集荷が始まります。
「濃蜜青島」は色と味が濃厚にした青島温州ミカンで、本年は27軒の生産者から161㌧を集め、同JAの柑橘選果場で光センサーやAIによる選別後、中京、京浜、近在地区の市場に出荷されます。25日から同JAの直売所に並ぶ予定です。
生育期間中は太陽光を反射し、水分を制限するシートを被覆して栽培します。光合成を促進し、水分量を調整することで、糖度が高く、果皮の色の濃いミカンに仕上がります。選果場で選別されたものは、紫色のデザインの箱で流通し、他の三ヶ日みかん同様にGABAとβ-クリプトキサンチンの機能性を表示しています。
高い技術が支える特別なブランド
生産には、高い栽培技術と貯蔵技術と、事前審査の合格も必要です。2019年から栽培に取り組み、改善を続けてきた夏目芳彬さん(39)は、この審査をクリアし、今年度は11月25日に収穫後、約3か月間貯蔵しミカンを仕上げました。
水分管理のために潅水設備を活用する他、貯蔵には、温湿度管理に加え、新しい鮮度保持の技術も活用しています。「着色遅れに苦労したが、自慢できる味。通常栽培のミカンとの違いを味わってほしい。樹を健全に保ち、毎年安定して届けたい」と夏目さんは語りました。
(写真=ミカンの仕上がりを確認するミカン生産者の夏目さん)
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