みかん
11/29 三ヶ日みかん、静岡県のセレクションW受賞
(写真=交流会で受賞商品を手に取る、川勝平太静岡県知事 11月29日静岡市内で)
静岡県知事が、県内の優れた農畜産物や加工品を認定するセレクションで三ヶ日みかんが2部門の認定を受けました。認定式は、11月29日に静岡市内のホテルで行われ、受賞者へ川勝平太知事が認定証を贈りました。認定式後の交流会では試飲や試食も行われています。
三ヶ日みかんの主力品種、青島は「しずおか食セレクション」認定
「しずおか食セレクション」部門は三ヶ日町柑橘出荷組合の「青島ミカン」が認定されました。「青島」とは、温州みかんの品種のひとつ。三ヶ日町では、主力の品種として最も多く栽培されており、風土を活かし、コクのある高品質な果実が生産されています。
やや大玉で高糖度、扁平な形が特徴で、12月中旬頃に早生みかんとバトンタッチする形で流通します。収穫は12月下旬ごろに終了しますが、生産者の貯蔵技術と、青島の体質を活かすことで春先まで出荷されています。
食の都を代表するとっておきの食材
多用な風土に恵まれた、静岡県は農林水産物の品目数で全国一の都道府県で、「食の都」づくりを推進しています。このセレクションでは静岡県が独自の認定基準に基づき、全国や海外に誇りうる価値や特長を備えた商品を、食の都を代表するとっておきの食材として認定しています。
(写真=三ヶ日町農協の柑橘選果場から出荷される青島ミカン)
三ヶ日みかんブランドの「しずおか食セレクション」の認定は、本貯蔵青島「誉れ」(平成22年度)、「ミカエース」(平成23年度)に続く3品目となりました。
「三ヶ日みかんサイダー」は「ふじのくに新商品セレクション」金賞
加工品では、三ヶ日町農協のオリジナル商品「三ヶ日みかんサイダー」が金賞を受賞。三ヶ日みかん果汁を贅沢に30%を使用した、炭酸飲料です。果汁の素材は同じく、青島。ミカンの風味も味わえます。
こちらの「ふじのくに新商品セレクション」は、静岡県産の農林水産物を使用し、商品化2年以内の加工品を対象にしたコンクールです。過去には、特殊冷凍のスイーツ「氷美柑」や、「純しぼり「極」」など、素材を活かしたオリジナル加工品が受賞をいただいています。
(写真=三ヶ日町農協のオリジナル加工品。「三ヶ日みかんサイダー」。カジュアルなパッケージも人気)