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11/18-19東大みかん愛好会が収穫お手伝い 東大駒場祭に向けて

 ミカンの消費量拡大に取り組む東大みかん愛好会の大学生3人が、11月18日と19日の2日間、浜松市北区三ヶ日町で援農者としてミカンの収穫を手伝いました。同町の特産の三ヶ日みかんは現在、早生品種のミカンの収穫が最盛期を迎えており、生産者は援農者の手伝いが不可欠。3人は生産者からミカンを傷つけない「二度切り」の方法や、脚立の使い方などの説明を受け、ミカンの収穫を進めました。休憩中には、通常栽培とこだわり栽培の早生みかんを食べ比べ、味の違いを確かめながら交流しました。

(写真=三ヶ日みかんを収穫する大学生)

 東大みかん愛好会は全盛期から五分の一となったミカンの消費量を増やそうと、東京大学やICUなどの首都圏の大学生約270人で活動しています。愛好会は24日から26日まで東京都目黒区の東京大学構内で行われる、第74回駒場祭に出展しミカン産地の食べ比べを企画している。ミカンはJAみっかびから三ヶ日みかんを仕入れる他、静岡県や愛媛県等の産地からも取り寄せる予定です。

 愛好会はミカンの知識を深めるため、産地への訪問も行っており、今回もその一環。9月にも同JAみっかびを訪問し、摘果や古い樹の植え替え作業などで生産者や職員と交流した。18日に収穫をした東京大学2年生の栗田修介さんは「同じみかんでも味の違いに驚いた。現地に来ると発見がある。駒場祭ではミカンだけを紹介するのではなく産地や生産者のことも併せて伝えたい」と話す。大学生を受け入れたミカン農家の鈴木達也さんは「若い世代に興味を持ってもらって嬉しい。新しい消費者に三ヶ日みかんを知って貰いたい」と話しています。

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