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11/11三ヶ日みかん大使が大野市訪問
浜松市北区の三ヶ日町の小学生中学生37人が、11日、三ヶ日みかん大使として福井県大野市の道の駅越前おおの荒島の郷で、同町の名産品の「三ヶ日みかん」をPRしながら販売する体験をしました。みかん大使の同市への訪問は、三ヶ日まちづくり協議会が主催し今年で3回目、町内の全小中学校に参加を呼び掛け昨年より約2倍の人数が集まりました。みかんは各小学校や協議会が持参した他、JAみっかびも提供しています。
大使を務めた児童や生徒は、道の駅で「三ヶ日みかん美味しいですよ」と声を上げながらPRしました。特設売り場には各学校がのぼりを上げ、手作りのポップを持ちながら、練り歩き構内の来場客に売り場への来場を呼びかけました。用意した300㎏のみかんは30分ほどで完売した。味を知って、駐車場から戻ってきた女性客は「甘いだけでなく、程よい酸味が絶妙。もっと買いたかったけど残念」と話していた。大使として参加した三ヶ日中学校の生徒は「大野市のお客さんが自分たちの名産品を褒めてくれるのが嬉しかった。今回の経験を自分たちの町の活性化に活かしたい」と話しました。
その後、一行はボランティアガイドの案内で越前大野城など市内を巡り、郷土や小京都とも言われる街づくりについて説明を受けた。大野市との交流は、同中学校が修学旅行で訪問したのが始まり。同協議会も大野市の地域の活性化を参考に、町内で地元店舗をテーマにしたポスター展を開くなど交流を続けてきた。協議会の外山昭博会長は「外に出て自分たちの郷土の良さを実感してもらい、将来のまちづくりに役立ててほしい」と話しています。