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9/22 東大みかん愛好会×JAみっかび 意見交換会-みかんの機能性と消費拡大
JAみっかびで、22日にミカンの消費拡大のための意見交換会が開催されました。このイベントは、「東大みかん愛好会」と同JAの職員ら約30人が参加しました。
意見交換会では、ミカンの機能性をテーマにグループに分かれて、ミカンの消費拡大や新しい食習慣に繋げるためのアイデアをそれぞれ発表しました。発表されたアイデアには、「みかんを食べて黄色くなった手をカギに機能性を知ってもらう」PRの案や、手軽に食べるシーンの創出として「映画館のポップコーンに変わる健康的なスナック」としての提案など、様々なものがありました。
みかんの機能性 その認知はまだ低い
JAみっかびの特産である「三ヶ日みかん」は、生鮮食品として日本初の機能性表示食品です。この根拠になった疫学調査「三ヶ日町研究」は20年前に三ヶ日町民を対象に始まりました。長年の追跡の結果、みかんの摂取が生活習慣病のリスク軽減につながることが分かりました。 しかし、この研究成果はまだ一般消費者に広く認知されているとはいえません。
そこで、今回の意見交換会には「三ヶ日町研究」に取り組む浜松医科大学健康社会医学講座の中村美詠子准教授も参加しました。中村准教授は、参加者に対して研究の取り組みや成果について説明したり、質問に答え、参加者は理解を深めました。
東大みかん愛好会 産地訪問で農作業体験も
東大みかん愛好会は、東京大学や国際基督教大学など首都圏のみかん好きな大学生がメンバーで、ピーク時期の五分の一となったみかんの消費量を復活させるために活動しています。今回は産地訪問の一環でJAみっかびに訪れました。滞在中は農作業体験なども行う予定です。