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12/17 三ヶ日みかんの主力「青島ミカン」出番

三ヶ日町農協は、12月17日、令和4年産の青島ミカンの集荷を始めました。青島ミカンは三ヶ日みかんの主力品種。初日は、189軒の生産者が458㌧のミカンを柑橘選果場に持ち込みました。本年は表年の作柄で23,000㌧の出荷を見込んでいます。

集荷されたミカンは、人工知能を搭載した選果機で1個1個、糖度や外観を測定し、基準を満たした等階級に仕分けられます。早生ミカン同様に、GABA(血圧の正常化)、β-クリプトキサンチン(骨の健康維持)の機能性を表記して流通します。

(写真=果実のチェックをする選果場の従業員)

(写真=人工知能とセンサーで選別後に仕分けられる青島ミカン)

早生ミカンから青島ミカンへバトンタッチ

(写真=「三ヶ日みかん」は早生品種が11月~12月中旬まで、12月中下旬からは青島ミカンに)

青島ミカンは、11月上旬からスタートした早生ミカンよりも一回り大きく扁平型、糖度も高いのが特徴です。三ヶ日の土壌で育てると、糖酸バランスの良いコクのある味わいに仕上がります。収穫は、12月のクリスマスごろには終了しますが、果実体質が優れているため、貯蔵で味を熟成させながら出荷は4月上旬まで続きます。

青島ミカンと貯蔵ミカン

12月中旬には青島ミカンがオレンジ色に完着し、園地では収穫の最盛期を迎えています。特に体質に優れた青島ミカンは長期貯蔵され、栽培条件や貯蔵の条件を満たしたものは「濃蜜青島」や「本貯蔵『誉れ』」といった高級銘柄として流通します。早生ミカンよりも、樹上の期間が長く樹の負担が高いため、安定生産のためには適切な着果管理や、施肥といった肥培管理が綿密に行われています。

(写真=青島ミカンの箱、青を基調としたデザインが目印)

(写真=トラックで生産者が選果場にミカンを搬入する。12月は畑の選果作業と、出荷作業が重なる繁忙期。選果場の機器はこの繁忙期の作業を軽減するための機器が導入されている)

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