浜松市北区のＪＡみっかびでは、シャインマスカットが出荷を迎えます。シャインマスカットは大粒で種がなく皮ごと食べられるブドウとして近年人気を博している品種です。同ＪＡではブランドの温州ミカン「三ヶ日みかん」に次ぐ品目として産地化を目指し、昨年は出荷にあたって「三ヶ日町農協ぶどう部会」を設立。現在３軒の生産者が栽培しています。今年は花が咲く４月ごろからの天候にも恵まれ、空梅雨の影響で糖度が高く仕上がっています。７月中旬から８月中旬にかけておもに地元の市場や同ＪＡ特産物直売所に出荷する予定です。

冬はミカン、夏はシャインマスカット！

　生産者の髙平政和さんはシャインマスカットの栽培を始めて７年目で、現在「三ヶ日町農協ぶどう部会」の部会長を務めています。部会員のほとんどはブドウの栽培が初めてで、部会では味にこだわることと、仲間を増やすことを柱としています。内容を重視したシャインマスカットを出荷するため、こまめに糖度を測り、基準を満たした果実のみを出荷。シャインマスカット栽培をはじめるにあたって、ハウスを建てる際の初期費用が高額となるため、部会員を増やすためにも、簡易的な設備も模索しているそうです。
　髙平さんは「冬はミカン、夏はシャインマスカットと言われるような産地を目指し、消費者に認められ、信頼を得るよう努力していきたい」と今後の意気込みを話しました。将来的には当ＪＡ公式オンラインショップを活用した販売も検討しています。

（写真＝シャインマスカットの様子を確認する髙平さん）

シャインマスカットフェア

三ヶ日産シャインマスカットフェアを今年も開催！ぜひご賞味ください。

とき：8月6日（土）～7日（日）　9:00～17:00

ところ：特産物直売所「ミカちゃんファーマーズ」（浜松市北区三ヶ日町三ヶ日885）

※なくなり次第終了です。

ご来店の際はマスクの着用および手指消毒など、コロナ対策のご協力をよろしくお願いいたします。