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5/11 着花調査で令和4年産三ヶ日みかん33,250tの収量予測

 三ヶ日町農協は5月11日に着花調査を行い、令和4年の三ヶ日みかんの収量を33,250トン(前年市場実績比124.5%)と予測しました。内訳は早生10,000トン、青島23,000トン、その他250トン。今年は表年の様相となっています。柑橘課では過去の表年と比較すると樹の様相が良く、隔年結果是正に1歩前進できたと分析しています。

 調査には農協職員や関係機関約50名が、5班に分かれて早生青島の温州ミカン園地約100か所を調査。樹勢や花の状態など5項目を5段階で評価し、その後の検討会議で対策を協議しました。

(写真=5月11日ごろ咲いたミカンの花)

隔年結果是正に一歩前進

 今年のミカンについて清水一則出荷組合長は「全体的にバランスのよい樹が多い印象。病害虫も少なく、近年と比較しても良い状態を保っている。芽が多く、隔年結果是正に最適な年であるので、これからの摘蕾・摘果に力を入れてほしい」と力を込めて話します。

当農協の井口義朗組合長は「全体的に見れば良好な年。ただ、園地や樹によるバラツキが大きいと感じた。高品質安定生産ができるミカン産地として、しっかりとした栽培管理を行っていくことが大切」と話します。

今後、柑橘課では表年対策として早期に摘蕾・摘果の必要性を伝えるとともに、各園地での座談会や巡回を通して来年を見据えた管理を伝えていく方針です。

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