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【解説】~青島ミカンと早生ミカンの違いは?

三ヶ日みかんの早生と青島の比較

早生ミカンと青島ミカンは違う品種の温州ミカンです。

早生ミカンは花が咲くのも早く、収穫も早いです。早生の収穫は10月末から。11月末からはみんな青島ミカンを収穫します。

実は店頭のミカンも時期が変わると、品種も変わります。

 

大きさが違う

では、青島ミカンを早生ミカンの果実と比較の為に並べてみてみましょう。

 

 ちょっと大きさが違いますね。左が早生ミカン、右が青島ミカン。青島ミカンの方が一回り大きいです。店頭ではL、M、Sなどの階級でサイズを表示しますが青島ミカンの方が一階級ほど大きいです。そして特徴なのがその形。

 

形も違う

ちょっと横に傾けてみましょう。

 

 

扁平形でペッタンコ。これが青島ミカンの特徴です。

 

肌も違う

そしてちょっと拡大してみると。

 

 

 ミカンのオレンジ色の皮です。早生ミカンが薄く滑らかな肌に対して、青島ミカンのちょっと分厚いゴツめの肌。実はこのしっかりした肌が青島ミカンにとっては重要です。

 

フクの厚みが違う

さらに切ってみましょう。

 

ミカンが輪切りになり、ミカンの果肉を包む「フク」の断面が見えます。

 

ちょっと目を凝らすと、このフクの厚さが違います。厚い方が青島ミカン。そしてこの厚さが重要です。

 

どちらも三ヶ日みかん

 

 三ヶ日みかんは、4月まで店頭に並びます。ただ樹になっているのは12月まで。それまでどうしているのかというと、青島ミカンの丈夫な果皮、フク、酸味を活かし、ロジといわれる木箱などで眠らせています。これが三ヶ日みかんが力を入れる貯蔵ミカン。

 

貯蔵するにつれ果肉が熟成しだんだんとまろやかな味になっていくのです。

 

三ヶ日みかんは品種の名前?

ところで「三ヶ日みかん」とは、品種ではなく、ブランド名です。11月からの早生ミカン、12月中旬から春先までの青島ミカン。2つの品種で長いミカンシーズンをお届けしている形になります。

 

酸味がなくて小さくて、フクが薄くて食べやすい早生ミカン。

 

早生ミカンととはまた違った青島ミカン。

 

ぜひ、両方の味を楽しみください。

 

三ヶ日みかんについてもっと詳しく

公式サイト内のこちらのページに、「三ヶ日みかん」の情報をまとめてあります。

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小学生の疑問に答える「三ヶ日みかんQ&A」や、動画で三ヶ日みかんが届くまでが確認できるページなどが人気です。

意外と知られていない、三ヶ日みかんの歴史や、貯蔵みかんなどの豆知識もぜひごらんください。

 

三ヶ日みかんの公式オンラインショップはこちら

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