みかん
2/19 販売開始、令和2年産の三ヶ日みかんジュース
三ヶ日町農協は、2月19日から令和2年産の三ヶ日みかんを使ったジュースの販売を同JAの特産物直売所で始めました。
1缶に青島温州ミカン5個分の果汁を絞った100%ストレート果汁で、毎年季節限定で製造し、その年のミカンの出来が味わえます。
ジュースにはみかん由来のβ-クリプトキサンチンも含まれています。
今年の青島ミカンは収穫前の晴日続きで、高糖度。ジュースも上々の出来です。
(写真=特産物直売所で販売開始)
果実の収量は豊作でしたが、ジュースの製造量は昨年より約1割少ない44000ケース(280g×24缶入り)。
生果としては出荷できない果実に付加価値がつくため、農家所得向上にも繋がっています。
これは台風などの襲来が少なく、加工向けの果実が少なかったためで、生産者にとっては朗報です。
2月下旬には、一般の店舗でも販売が始まり、例年は8月のお盆の時期のころまで流通する予定です。
届いた沢山のお手紙
昨年、三ヶ日町農協は約4000ケースのジュースを医療機関と小中学校贈呈しました。
その後、たくさんのお便りをいただています。
寄贈は昨年の8月から9月に行いました。
コロナ禍で奮闘する県内外の医療従事者に感謝と敬意を伝え、そして新学期直後に休学となった地元小中学生らに元気を与えるのが目的です。
市内の小中学校全169校へは職員が直接配達しています。
届いた手紙には「忙しい中、リフレッシュできた」という医療従事者のメッセージや、運動会で飲んでいる写真、児童が描いたイラストなどが添えられていました。
配達をした特販課の職員は「飲んだ方の直接の声を聞き感激した。愛されている商品だと実感した。これからも、お客さんや農家さんに喜ばれる商品の開発につなげたい」と話しています。