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「心」「ミカエース」完熟の三ヶ日みかん、ギフト期に数量限定で

三ヶ日町農協は、贈答期に合わせ、完熟の早生温州ミカンを期間限定で出荷します。

12月7日から12日までに61戸から約220㌧を集荷し、基準を満たしたものを「ミカエース」「完熟早生『心』」の2銘柄で、中京や京浜、近在の市場に出荷します。JA直売所でも数量限定で販売する予定です。

レギュラーの早生ミカンと同様に「β-クリプトキサンチン」「GABA」の2成分の機能性を表示しています。

(写真=数は希少だが、最上等級のものは「ミカエース」として出荷される)

完熟品の風味の違い

(写真=ミカンをむくとフクが破れて、果肉が露出した)

 

完熟のミカンは色が濃く、味は濃厚、フクが薄く口当たりを邪魔しないため、より深くミカンを味わうことができます。

通常の早生ミカンよりも約1か月ほど長く樹上で熟成させており、選別の基準もレギュラー品より1度高く設定されています。

糖度も高いのですが、完熟の果物ならではの風味が魅力です。

生育中は、特殊なシートを被覆して水分を調節し、太陽光の反射で光合成を促進させています。

(写真=地面からの反射光で光合成を促進、着色も向上する)

 

地面からの照り返しで、通常であれば日陰の果実や葉に太陽光が届き、ミカンの果皮も果肉も色濃いオレンジ色に染まり、糖度も向上します。

こうして特別に栽培された完熟早生ミカンは、特に味を求めるお客さんから引き合いが高く、直売所でも一部の上位等級の予約分は完売済。

贈答期シーズンのトップブランドとして知名度が上がり、年々リピーターが増えています。

 

樹の力を引き出し、太陽の恵みを直前まで注ぎ込む

完熟品の栽培には、様々なリスクがともないます。

鳥獣による食害、劣化によるロスに加え、樹が消耗し、寿命を縮める危険もあります。

こうした完熟品の例年生産は特に高い技術が必要で、こだわりをもった生産者が熱心に栽培に取り組んでいます。

 

魅力は「おいしさ」完熟品に取り組む三ヶ日みかんの生産者石川さん

(写真=収穫直前まで果実をチェックする石川さん)

 

2012年から完熟早生みかんに取り組むミカン生産者の石川功さん(42)は12月1日から収穫を開始しました。

収穫直前まで毎日、毎日、果実を口にし、完熟のサインを図ってきました。

ミカンは完熟直前には、日々刻々と味が向上し、ピークを過ぎると一気に果皮が劣化してしまうそうです。

11月下旬、果実をチェックした石川さんは

「糖度は十分ありますが、まだ半熟。完熟まで持たせる」と話します。

(写真=11下旬の果実、ヘタの色などを見ながら熟成具合を確認する)

 

「いじめる」のではなく健全な樹で果実を完成させる

石川さんが心掛けているのが、樹の活力の源となる「光合成」の働きです。

そのために水分も過剰に制限せず、必要な水も入れます。

葉と果実の数に気を配り、葉が作った甘さを果実に収穫直前まで集中させています。

「樹をいじめるのではなく、健全な樹の働きで完成させる味が目標。本当に『おいしい』と喜んでもらえるので、モチベーションを貰っている。毎年、生産するのは難しいですが、ミカン作りついて、たくさんの学びを貰える」と強調します。

(写真=12月、完熟で収穫された果実。栄養を果実に注ぎ込んだ樹はやや葉色が黄色みがかり、重荷を下ろしてほっとした様子)

 

完熟のミカンは、数も限定されておりますが、見かけた際はぜひその味をお試しください。

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