みかん
11/4 2020年産三ヶ日みかんスタート
2020年産の三ヶ日みかんが始まります。2020年産のミカンの出荷予想量は、早生10,000㌧、青島23,000㌧、その他250㌧の合計33,250で、表年の作柄です。4月上旬までの出荷を見込んでいます。11月4日、三ヶ日町農協は早生ミカンの初集荷を行いました。初日は16軒の生産者が約25㌧を柑橘選果場に持ち込み、従業員のチェックの後、光センサーで果実一つ一つがチェックされ、等階級別に分別されました。
みかんは、11月7日頃から、県内・中京地区の店頭へ並ぶ予定です。
生鮮食品で日本初、「β-クリプトキサンチン」と「GABA」の機能性W表記
(写真=三ヶ日町農協の柑橘選果場で選別されたみかんに印字される)
2015年から始めた機能性表示も継続しています。これまでの「β-クリプトキサンチン」の骨の代謝の機能性に加え、今年は新たに「GABA」の「高血圧の方の血圧を下げる」機能性を追加しました。生産食品における、機能性成分のW表記は日本で初めての事例となります。
災害もなく、秋晴れで仕上がった早生ミカン
(写真=早生みかんの収穫、傷をつけないように丁寧にホズを切り取る)
ミカン生産者の森田能正さん(58)は10月30日に早生ミカンの収穫を始めました。
園地は、小高い傾斜地で、日当たり、水はけが良く、味も着色もよい果実ができるそうです。7月の長梅雨で内容が心配されたものの、10月は好天が続き内容も向上、朝晩の冷え込みによりミカンの着色も進みました。
今年は、台風の上陸もなく、風当たりの強い場所でも、外観もきれいな果実が実っています。
森田さんは「大きな災害もなく、美味しい味を届けられるのが嬉しい。園地でもしっかりコロナ対策をしながら収穫に向かいたい」と話します。
コロナ対策、体調管理に気をつけながら
(写真=非接触型の検温器で収穫中の体調管理も)
生産者がミカンを持ち込む柑橘選果場では新型コロナウィルス感染症対策として、従業員全員にPCR検査を実施済み。入場時にはサーモカメラを設置して検温をしています。また出荷組合員全戸に非接触の検温器を配布して、毎日の収穫で活用をしてもらっています。
三ヶ日町柑橘出荷組合の清水一則組合長は「店頭では試食販売がむずかしいなど、例年とは環境が違う。これまでのブランドの信頼と果実の品質が問われる年。おいしくて体にもいいみかんを届け、皆さんの冬の健康にも貢献したい」と呼びかけています。
ミカちゃんのLINEスタンプ
初出荷に合わせて、ミカちゃんのLINEスタンプも公開しました。
ミカちゃんは、三ヶ日みかんの公式キャラクターで、地元で愛される代表的なキャラクターになっています。
スタンプは静岡文化芸術大学のデザイン学部2年生、4人の共同制作です。
今回、コロナ禍で登校禁止の中、オンラインのミーティングなどを活用して制作いただきました。
40種類の日常的に使えるフレーズがそろっています。
LINEストアで公開販売中です。(クリエイターズスタンプ-三ヶ日みかんのミカちゃんスタンプ)