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5/1三ヶ日みかんの着花調査 目標33.250㌧

三ヶ日町農協は5月1日、特産の三ヶ日みかんの着花の状態を調査し、令和2年度産の生産量を予測しました。

調査の結果、着花時点での令和2年産の三ヶ日みかんの収量を33,250㌧(前年実績比129%)と予測した。

内訳は早生10,000㌧、青島23,000㌧、その他250㌧です。

花は多く豊作の年

(写真=園地の着花の状態を確認する職員ら)

調査は5班に分かれ町内の園地を巡回、着花の状態、発芽の状態など5項目を集計しました。

例年は、生産者を含む約50人で調査を行っていますが、新型コロナウイルス感染拡大防止のために規模を縮小し、職員のみで行っています。

園地では白い蕾が膨らみ、連休中には開花を迎えそうです。

園地や樹によって差はありますが、着花が多く、発芽が少ない園地が目立ちました。

(写真=花と芽が一緒に出る有葉果)

(写真=花だけが大量についてしまった樹)

課題はいかに発芽をさせ、来年の収量も確保するか

調査後の検討会で、同農協の柑橘課は「今年は豊作だが、適切に着花、着果を減らし発芽させないと来年のミカンが不足する。収量を目標に取り組み、連年生産を目指しましょう」と申し合わせました。

今後、同JAは園地での座談会を開催し継続的に、着果管理を呼び掛けます。

また、6月には農協職員を希望農家に派遣する「共同摘果」を計画している。

収穫直前の10月にも収量調査を行い、再度、生産量を予測修正する予定です。

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