みかん
12/18 三ヶ日みかんの主力品種「青島」出番
令和元年産 三ヶ日みかん主力、青島スタート
三ヶ日町農協は12月18日、特産の三ヶ日みかんの主力品種「青島温州」の出荷を始めました。
初日は135戸の農家から約303㌧を集荷しました。柑橘選果場で光センサー等で等階級別に選別し県内、中京、関東方面の市場へ出荷します。
早生ミカン同様、骨の代謝を助ける「β-クリプトキサンチン」の機能性を表示しています。
年内は12月27日までに、3092㌧の集荷を見込んでいます。
(写真=柑橘選果場へミカンを持ち込む生産者のトラック)
(写真=選果場に搬入された青島ミカン)
(写真=集荷された青島ミカンを厳しくチェックする従業員)
糖度高く食味は上々
本年産は裏年の作柄です。青島ミカンも早生品種と同じく、例年より糖度が高く食味は上々です。今年のミカンは夏から秋にかけて好天に恵まれました。階級はL・2L中心で品種本来の大きさに揃っています。
(写真=色づいた、青島ミカンの果実)
(写真=稀に出てくる青島の「ミカエース」、最高等級の「特選」のミカン)
青島ミカンの収穫最盛期、異常気象でも安定生産目指す
町内では11月下旬から収穫が本格化。町内いたるところでミカン切の光景が見られます。
生産者の渥美義弘さん(66)は11月29日から収穫をスタート。近年の異常気象に秋雨対策のマルチ被覆や、堆肥による土づくり樹づくりを入れてきました。
「気象の変動が激しい中だが、対策をして毎年安定した量と質を供給したい」と色づいたミカンにハサミを入れます。
(写真=色づいた青島ミカンを収穫する渥美さん)
収穫後の品質も管理
出荷品質を保つため農協と柑橘出荷組合は12月2日、3日の二日間をかけて全戸出席の出荷目揃いを開催し、家庭選別や予措や貯蔵など収穫後の管理の徹底を申し合わせてしています。
(写真=出荷するミカンの品質を確認)
貯蔵をしながら4月上旬まで
町内の収穫は、降霜を避けるために12月下旬には終了しますが、出荷は長期貯蔵により例年4月上旬まで続きます。