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3/2 本貯蔵青島「誉れ」 今シーズン最後の三ヶ日みかん

JAみっかびの柑橘選果場で、3月2日より長期貯蔵による熟成で味を高めた青島温州ミカン「本貯蔵青島『誉れ』」の集荷が始まりました。4月上旬までに96軒の農家から約1,000㌧を集め、近在・中京・京浜の市場へ出荷します。

「本貯蔵青島『誉れ』」同JAの直売所のほか、スーパー等にも流通します。レギュラー品と同様、「GABA」と「β-クリプトキサンチン」の骨と高血圧への機能性を表示しています。

本貯蔵青島『誉れ』は貯蔵で仕上げた希少なミカン

 「本貯蔵青島『誉れ』」は、ミカンの希少なこの時期、強い引き合いがあります。12月に収穫した青島温州をロジと呼ばれる薄い木箱の中に並べて、約3か月貯蔵します。貯蔵中に果実の水分が蒸散して味が濃縮し、まろやかな甘みが際立つ味に仕上がります。

(写真=貯蔵庫内で貯蔵ミカンを確認する生産者の髙橋さん)

完成には高い栽培技術と、貯蔵の両方の技術が必要です。第58回静岡県貯蔵ミカン品評会で農林水産大臣賞を2年連続で受賞した高橋誠さん(64)も「誉れ」の生産者の一人で、約10㌧を出荷予定です。

「『誉れ』は長期貯蔵できる高品質で体質の強い青島ミカンを厳選して貯蔵、温湿度に気を付けて管理している。貯蔵の産地・三ヶ日みかんのトリを飾るおいしい貯蔵ミカンをぜひ多くの人に味わってほしい」と話しています。

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